最終日まで一緒に練習した早稲田実業の選手と一緒に記念撮影!
江戸取BEARSだけで合宿終了の記念撮影。

 多くのスクリメージやユニット練習に参加し感じるところは、やはり技術的にも体力的にも両校には手の届かないところにあることは否めません。(佼成学園は今春関東大会に出場し、ベスト4まで進出しました。)しかし、湿気のない気候の中、体調は万全で取り組むことが出来たことや、青木君のアドバイスも含め、要所要所には今までない気持ちの表れやプレーが出てきたことは、この合宿の成果だったと思う。こうした積み重ねを大切にしながら、これからのBEARSは進歩していくのだと痛感した合宿でした。帰りのバスが横川SAに到着。生徒達が思い思いにお菓子やジュースを買ってバスの中に戻っていきます。それを見ていたら、『合宿は7日間以上、とにかくマンパワーの向上を目指し、自分の限界に挑戦!、人里離れたところで生理的欲求の中で暮らすことこそ合宿!』なぁ〜んて考えていた私は、本当に古い人間だなぁ〜っと思い知らされました。

 昔は1週間いてもそれほど疲れなかったのに、わずか3泊だけでしたが妙〜に疲れた合宿でした。わざわざ遠いところを見に来てくれた伊能ちゃん、青木君、無理矢理青木につれてこらされた自由人の吉田君ありがとう。秋の成果を見ていて下さい。
 2006年8月5日から8日まで、わずか3泊4日ですが今年も夏合宿に出かけて来ました。今年の合宿は今までとは違い、長野県飯綱高原にて東京の佼成学園・早稲田実業と合同で胸を借りる形で行われました。毎年、合宿は人里離れた(?)場所で基礎的な部分を強化することが主な目的であったように思いますが、今回行った3校合同の合宿は、今までの夏合宿に対する取り組み方を考え直すいい機会となりました。勿論、岡室先生は以前より早稲田実業と合同で合宿を行っていた経緯があるので、考え直したのは私自身でしたが・・・。

 さて、合宿というと、昔の皆さんなら、そう!内山君(10期生)に大変に世話になり、山中湖まで「内山観光バス」をチャーターしてもらい出かけましたね。”目的地までパーティー気分”というキャッチコピーが何とも言えませんでした。部員数が少ないにもかかわらず55人乗りの大型バス。そしてバスの後部座席はテーブルのまわりを“コの字型”に設置されたソファーで、まさにパーティー気分のの中、無言でバスは山中湖まで進んでいったものでした。一方、今回合宿を行った「飯綱高原」は11期生の時にいった場所。思い起こせば16年前に合宿をした場所でした。(16年前を思い出したい方は、ここをクリック!)そんな思い出を胸に(といっても、現役諸君はそんな思い出はなく、皆楽しそうにバスに乗り出発しました。

今年(2006年)の飯綱高原。向こう見えるリフトはそのまんま・・・。 1990年に合宿した当時の飯綱高原。なつかしぃ〜!
 改めて、当時、合宿というと家に帰れない状態にしておいて(?)普段とは違う生活の中で、「俺にも出来た!」という考え方を無理矢理植え付けさせたような、いわゆる“根性練習”のオンパレードでした。また、当時は高校3年生も合宿に参加し、秋季大会優勝、全国大会出場が目標でしたから、7月下旬から8月上旬にかけて強化合宿を行い、帰ってきてから東京や神奈川の高校と練習試合をして秋に備えるのがいつものパターンでした。ですから、合宿地で他校生と合同で練習するというのは考えられないことでしたが、いまのBEARSの置かれている状況を考えると最高の練習が出来たと思っています。一緒に練習をしてくれた東京の佼成学園・早稲田実業の選手は皆、共にしっかりとした指導を受けており、胸を借りるには最高の相手だったと思います。両校の顧問の先生が連日BEARSとの練習パターンを考えてくれたおかげで、我々にとっては実に有意義な合宿を行うことが出来ました。改めて、このホームページ上で佼成学園の小林先生、早稲田実業の北野先生に感謝します。本当に我々を一緒のグループに入れて頂きありがとうございました。
 
2006 BEARS SUMMER CAMP in IIZUNA